*

2018.10.14【第6回古寺巡礼の旅】

公開日: : 古寺巡礼の旅

栃木県足利周辺の寺院をお詣りします。
日  時:平成30年10月14日(日)
参拝寺院:①太平山 代中寺 ②金剛山 鑁阿寺
遍照講事務局:加藤・半谷
深川不動堂お願い不動尊前御法楽7:55

おねがい不動尊、ご用材に熊本県天草に自生していた樹齢5百年を超える楠の霊木を使用した、身の丈1丈8尺からなる国内最大級の木造不動尊像です
先達の京野悦明                                        同行者紹介

祈祷殿前のお見送り                車内

遍照講事務局:加藤・半谷
深川不動堂 高速9号深川線 6号向島線 川口線 東北自動車道 佐野藤岡IC  三毳山 みかも道の駅 東に67号岩舟町 和泉から東北に11号を大平町 旧道とバイバス合流信号を北西に果樹園の中を進み、西に向かうと右に池有る参道に入ると、左に大中寺の駐車場がある
みかも道の駅9:43                大中寺到着10:19

あじさいの参道

山門                 山門に上がる

581 大中寺本堂      門前の碑

葷酒山門に入るを許さず
くさいにおいのする野菜と、酒は、修行の妨げになるので、寺の中に持ち込んではならない、ということ。
大中寺七不思議 油坂    油坂由緒

大中寺七不思議不断のかまど  不断のかまど由緒

大中寺七不思議東山一口拍子木             不開の雪隠

大中寺七不思議馬首の井戸と大杉

大中寺七不思議根無し藤 には会えなかった
大中寺は久寿年間(西暦1154年)開創された歴史ある寺であり、江戸時代に徳川家の信仰の厚かった寺で、雨月物語の中に登場します。境内には、「不断のかまど」「油坂」「根なしの藤」「馬首の井戸」「不開の雪隠」「東山一口拍子木」「枕返しの間」などの七不思議の話が伝わっています。その後、延徳元年(西暦1489年)、快庵妙禅師が曹洞宗の寺として再興し、今日に至っています。 上杉謙信がこの寺に縁故のあった関係から、当時消失していた七堂伽藍(寺のいろいろな建物)を寄進したほか、上杉・北条の両氏がこの寺で和を結んだ史実も残されています。江戸時代、9世柏堂和尚は寺領百石の御朱印を賜るなど徳川家康の信任を受け、以後、江戸末期に至るまで、天下の曹洞宗寺院の管理にあたる三寺院(これを関三刹という)の筆頭の寺として、天下に号令する地位にありました。また、11世紀宗演和尚のころには、幕府から曹洞宗天下大僧録に任ぜられ太平山大中官寺と号して、江戸品川に天暁院という宿所を置いて事務をとり、宮中に参内して禅師号を賜っていました。 周辺に観光ぶどう園があります。

栃木の大平山ハイキングコース。JRの大平下駅または東武の新大平下駅からスタートする。まずは太平山神社を経由して標高341メートルの太平山に登る。その後、森林の中の急傾斜を下っていくと、大きな本堂のある大中寺に出る。お寺はゆるやかな傾斜地を上手く利用して建てられており、その最上段に配される本堂は、段々状の緑の上にそびえており、新緑の季節は特に美しい。また、お寺の山門付近の参道も、やはりゆるやかな階段となっており、その両側に高くて立派な杉の木が並ぶ様は、とても厳かで雰囲気がいい。春と秋がおすすめシーズンだと思う
山門の右に木造自蔵菩薩半跏像          御由緒

地蔵堂左を本堂に登る             大中寺の由来

集合写真

本堂にて法楽御詠歌奉詠            ご住職の法話

軒下に枕返し                  宮中に参内の駕籠

説明が聞けなかった              駐車場に下る11:38

大中寺を出て南西に岩舟町に向かい両毛線にに沿って西に足利市鑁阿寺へ向かう途中昼食
昼食会場いけもり12:31~13:10 蕎麦定

鑁阿寺駐車場から堀13:34           太鼓橋と楼門

太鼓橋の上                   皆さん慌てない

国宝本堂 法楽奉詠

集合写真

金剛山 鑁阿寺鑁阿寺は:鎌倉時代、建久七年(1196年)に足利義兼によって建立された真言宗大日派の本山。山号は金剛山。本尊は源氏、足利氏の守り本尊である大日如来(だいにちにょらい)を祀る。
約4万平方メートルに及ぶ敷地は、元々は足利氏の館(やかた)であり、現在でも、四方に門を設け、土塁と堀がめぐらされており、平安時代後期の武士の館の面影が残されている。またこの事から「史跡足利氏宅跡」として、大正10年3月に、国の史跡に指定されており、現在では「日本の名城百選」にもなっている。

寺院としては、鎌倉時代初期、1196年(建久7年)源姓足利氏2代目の足利義兼(よしかね)が発心得度し、邸宅内に持仏堂を建てたのが始まりとされる。義兼死後、その子義氏が建立した本堂は、1229年に落雷により、焼失したが、足利貞氏が禅宗様式を取り入れ改修した。日本としては禅宗様式への転換期の最初期にあたる。

鎌倉時代から室町時代にかけて寺院として次第に整備され、室町将軍家、鎌倉公方家などにより、足利氏の氏寺として手厚く庇護された。

境内には、本堂のほかにも、鐘楼(しょうろう)、一切経堂(きょうどう)が国の重要文化財、東門、西門、楼門(ろうもん)、多宝塔(たほうとう)、御霊屋(おたまや)、太鼓橋(たいこばし)が栃木県指定の建造物で、その他、市指定の建造物も多数あり、その他建造物以外にも、彫刻や文書、美術工芸品など、中世来の貴重な宝物類も多数残され、今に伝わっている。また市民の方々には古くより「大日様」と呼ばれている。
616 本堂左に不騒動      619 その左に経堂

堀に沿って帰る14:14              駐車場では八木節の踊栃木で❓

14:52                     羽生SEトイレ休憩15:53

古い町並みを再現した、羽生SE

深川不動堂祈祷殿にて法楽17:23

●祈祷殿
こちらではお車の交通安全祈願を執り行います。ご祈祷はあらゆる車種においても奉修いたします。

関連記事

2016.11.10 【密厳流遍照講平成28年度全国奉詠栃木大会】

密厳流遍照講平成28年度全国奉詠栃木大会 平成28年11月10日(木) 主催:真言宗智山派宗務庁

記事を読む

2016.06.12 【第4回古寺巡拝の旅】

第4回古寺巡拝の旅 平成28年6月12日(日) 成田山 横浜別院 (関東三十六不動尊霊場 第三番

記事を読む

2022.02.06【湖北の観音文化】1 

湖北の観音文化 令和4年2月6日(日)晴後薄曇り 西国巡礼時に訪れた、滋賀県長浜市歴史遺産課より

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

    5人の購読者に加わりましょう
2023.06.23【新橋演舞場】

新橋演舞場 令和5年6月23日(金) 誘われて、新橋演舞場 夜の部

2023.06/18【東京サマーランドのあじさい】

東京サマーランドのあじさい 令和5年6月18日(日) 集 合:京王

2023.06.17【小石川後楽園】

小石川後楽園・菖蒲と睡蓮 令和5年6月17日(土) 梅雨休みを利用

2023.06.12【鎌倉あじさい】

令和5年6月12日(月)小雨 鎌倉の紫陽花 地元の、澤井さん、秋山

2023.03.04【蔵王・スノーシュー】山便り

蔵王・スノーシュー山便り 令和5年3月4日~6日 4日から2泊3日

→もっと見る

PAGE TOP ↑