2915.06.20 【絹の道・絹の資料館】下見
公開日:
:
東ハイ山行
絹の道・絹の資料館下見
平成27年6月20日(土)晴
京王相模原線南大沢駅改札口9時30分集合
南大沢駅9:00→首都大学東京→宮上中学校入口→柚木公園10:36→永泉寺11:20→絹の道碑(大塚山公園)絹の道11:57→資料館13:28→小泉家屋敷13:55→鑓水公園→南大沢駅15:00
江戸・明治・大正・昭和・平成のそれぞれの時代に造られたきぬのみちを歩きます
絹の道
横浜が開港されると各産地の農家で生産された生糸は、集荷され横浜へと運ばれたので、道という道はすべて絹の道であったといえる。その中でも輸送量の多かった道を八王子の橋本義夫は特に「絹の道」と名づけた。八王子から横浜へ向かう「絹の道」は、地元八王子の鑓水では「浜街道」と呼んだ。浜街道は「八王子道」や「神奈川道」等で、東海道、横浜道を経て開港場につながっていた。神奈川道には恩田川の南岸と北岸に沿った道があり、横浜の小机町で合流して東海道につながっていた。山梨や八王子から厚木を経て相州道に入ったルートや相模川を使った水運も「絹の道」として利用したようである。
京王相模原線南大沢駅駅前の広場を右に首都東京大学に向かう歩行者専用道路のデッキ
京王相模原線南大沢駅9:00 158道路東に南大沢橋

首都大学東京キャンパス方面 首都大学東京講堂を左折

欅歩道橋から下柚木方面9:38ベルコリーヌ南大沢から右石段を車道に上がる

宮上中学校入口信号 八王子市立上柚木中学校前のあじさい

上柚木公園陸上競技場前栃木歩道橋9:58 競技場は大学対抗競技会

炎天下で待機する選手 上柚木公園10:36

公園に入り樹林の中を歩く 東へ下ると第一駐車場


駐車場から北へ大栗川、前田橋を渡り柚木街道を西へ

前田橋から300mこの信号から右絹の道に入る 10:27

そば処庵屋休業 東ハイ会員の自動車修理工場

なぜか民家の庭の二宮金次郎像 西小前を南に下ると右に武相観音表示

案内板の上柚木観音堂を右に入ると、右に無住寺が建つ、前の道を上っていくと神明神社
神明神社 神明神社拝殿10:58

絹の道を南に下ると柚木小学校信号で柚木街道と合流する

バス停を過ぎてすぐに右に上ると
・ 先の道を直進

永泉寺

永泉寺正面を右に徳用老人ホーム絹の道前を北に上り詰めたところから、民家前から山道に入ると尾根に取り付くと、左からの絹の道に合わせる11:44

緑陰の絹の道

左に上って行くとあじさいの咲く家 大塚山公園の前に建つ絹の道碑

大塚山の「絹の道」碑
幕末期、横浜港の開港に伴う外国貿易のため、八王子市八日町から湯殿川を渡り、片倉町から鑓水峠を越えて、横浜まで生糸や絹製品を運んだ道を橋本義夫は「絹の道」と呼んだ。現在、大塚山の旧道了堂跡から御殿橋に至る約1,5kmの道は「絹の道」として昭和47(1972)年に八王子市の史跡に指定されている。
石段の上を上る 道了堂跡

屋根の落ちた灯籠 後ろから支えられた地蔵尊

心ないイタズラで損害の石仏 道了堂奥に奥に墓

道了堂おくの墓

絹の道につながる町並み 大塚山公園から北東

11:57~12:18簡単に昼食を摂る
来た絹の道を戻る

車道に合わせる12:55

絹の道資料館13:28 懐かしい養蚕の資材に合う

絹の道資料館
江戸時代から明治にかけて八王子は絹織物や生糸の生産が盛んで、市内鑓水の「絹の道」を通って横浜まで運び、海外へ輸出していた。その歴史的意義を回顧して、平成2(1990)年3月に開館した施設である。
この場はかつて゛石垣大尽゛と呼ばれた鑓水の豪商・八木下要右衛門の屋敷跡で、明治17(1884)年に母屋が永泉寺本堂として移転されてから、ここには建物はなく、のちには水田となっていたところで、発掘調査による遺跡の確認や石垣の復元を経て建物の建築が進められたものである。館内には生糸生産が盛んになり、鑓水商人が現れ、やがて衰退するまでの鑓水商人の遺産を資料と共に解説しているほか養蚕や製糸に使われた道具なども展示されている。 (福島)
絹の道入口に下る 大栗川に架かる御殿橋

「八王子道」道標
生糸などを横浜へ運ぶ道しるべとして、慶応元(1865)年に建立された。この道標は御殿橋の南側にあったが大栗川の改修工事に伴い、昭和63(1988)年に北側の現在の場所に移された。
高さ約1m90cm道標の正面には「此方八王子道」と大きな文字で刻字されている。向かって右側側面には「此方 はし本 津久井 大山」、左側には「此方 はら町田神奈川 ふじさわ」と記されている。往時の姿を偲ぶことのできる貴重な道標である。
この道標の近くに架かる「御殿橋」の親柱には「絹の道」と記され、欄干には石版の鋼板「武蔵国南多摩郡由木村鑓水大塚山道了堂境内之図」がある。鋼板の説明には、かつて繁栄した道了堂と大塚山は12州を眺望できる景勝地であったと記している
御殿橋脇に古い道しるべ13:35道標を左に下ると嫁入り橋南に渡る

小泉家東京都指定有形民俗文化財

母屋13:55 玄関

泉家屋敷
絹の道資料館から南へ約700m 町田市小山に出る途中の板木谷戸にある小泉家屋敷は、この地域を代表する往時の養蚕農家で、広さ約300㎡。明治11(1878)年に再建しという茅葺の入母屋造りの母屋を中心に、左手に土蔵、右手に納屋と堆肥舎、奥に薪(まき)小屋、稲荷社などが立ち並んだ配置になっている。
背後の山林を含む屋敷地一帯は、江戸時代から明治時代にかけて、多摩地方によく見られた典型的な養蚕農家の造りで、東京都の有形民俗文化財に指定されている。周囲が多摩ニュータウン西端の開発地となった現在では、貴重な存在となった歴史的遺産である。(非公開、家の中に入ることはできない)
右に鑓水中をおくり伊丹公園 穂成歩道橋渡り

最初の交差点を左にはなみずき歩道橋を渡る、右は土地造成工事中

東谷公園14:22 東谷公園から100mさきを右折

道路下を潜りうずまき公園 公園を左に

水のない噴水で遊ぶ子供 園地をひだり南に向かう

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