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2016.03.13 【富士山すそ野一ウォーク三回】

公開日: : 最終更新日:2016/04/19 富士山すそ野一周

富士山すそ野一ウォーク三回 
平成28年3月13日(日)曇り時々晴
講師:吉田正美 添乗員:小倉素子
バス:東京パッセンジャー
山中湖村役場手前から須走冨士浅間神社
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山中湖畔鶴塚984m9:39            講師のストレッチ9:46
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山中湖南9:53
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左に女子修道院9:55                 R138を西へ
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南                        湖畔の別荘地は静か
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R138
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東大演習林:役場の南東の自然林は東京大学の富士演習林で、唐松や酢実などが茂る林が美しい。「演習林」とは、大学や高校において林業関連科学の実地研究に役立てるため、、学校が経営する森林のことで、東大では大学院農学生命科学研究科に属して、北海道、千葉、秩父、瀬戸市など7箇所にあり、田無には試験農場もある。
東大演習林
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山中湖文学の森公園:山中湖にゆかりの文人「三島由紀夫文学館」「徳富蘇峰館」があり、貴重な文献や資料を展示し、園内に歌碑・句碑などがある。入口には村の観光案内所があり、湖畔は日本の渚百選に選ばれた山中湖夕焼けの渚で、富士山を望む砂浜が美しい。
山中湖文学の森公園1014              雪の公園を歩く1,000m
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公園内に復元された村の尋常高等小       現在地から渋谷施設に向かう
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ここより左篭坂峠に登る10:33           別荘地は雪の中
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渋谷区立山中高原学園10:40           講師は渋谷区の広大な土地を説明
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東京都渋谷区立山中高原学園
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kogen_rinkai.html
高原学園敷地内                    学園上にて休憩
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篭坂峠馬車道通り合流点              篭坂峠に立つ石仏11:02
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篭坂峠:山梨と静岡県の境にあり標高1,100m。国道138号が越える。東富士五湖道路の篭坂トンネルは約3,000mで貫く。昔から甲斐・相模・駿河の国境で鎌倉街道の要衝。峠の西上の「加古坂神社」は諏訪神社の末社で、藤原光親卿を祭神とする。承久3年(1221)後鳥羽上皇は鎌倉幕府打倒の承久の乱を起こした。光親卿は権中納言で後鳥羽上皇の側近として信任篤く、倒幕の院宣の案分を書いた。謀議はいち早く鎌倉に漏れ、攻め寄せた鎌倉軍に大敗して後鳥羽上皇は隠岐へ流される等、首謀者らは諸兄・流罪され、北条氏の執権政治が確立された。光親卿はは鎌倉に護送される途中、この篭坂峠で武田信光(石和の領主)に斬首された。墓は須走側へ1キロほど下った右上にある。
加古坂神社参道雪のため参詣カット
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篭坂峠11:05                  昼食のため湖畔に戻る11:06
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鎌倉往還山中小まで戻り海馬食堂11:21
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山梨名物ほうとうで昼食
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午後の出発点篭坂峠に戻る12:22           午後の出発12:23
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山間は須走方面富士パノラマラインR138坂を下る
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県境12:31静岡県                   県境山梨県
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坂田公時の出迎え
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4分程で藤原光親卿遺跡             道上に標柱
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静岡県小山町方面                  道路脇に春の芽ばえ
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夕月公園 夕月の碑 碑面に作者の筆で「籠坂の 月代遅し 谷の虫」浜人碑陰に武者小路実篤の筆で、原田浜人君は言葉通り俳句にその一生を捧げた尊敬すべき方である。その結果俳句とよき弟子を、得られた幸福な方である。今その名句の一つの碑が、この景勝の地に建つ事になった事は実に後世の人にとってもよき記念になると思う。武者小路実篤
原田浜人先生は浜松原島のの人、県下中学校(現高等学校)で教鞭をとられその薫陶を受けた人は多く。また俳句に生涯を
捧げ多くの門人を育てられた。この碑は景勝の地、篭坂峠(うぐいす谷)で読まれた多句を 同人有志によって昭和35年に設立されたものである。
R138西に寄ったところに夕月公園13:00
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公園内に水準点                   R138東に下る
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鎌倉往還は谷筋を通る13:21         火山灰は土石流流出ここから南に下る
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須走信号ゴルフ場の上に富士山14:09      歩道橋した
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東口本宮冨士浅間神社:延暦19~21年頃、富士山の東側の噴火が止まず人々が恐れていた時、国司がこの地で鎮めの祭事を行ったところ、翌年申の日に噴火が治まったことから社殿を建立し、火の鎮めの神木花咲耶姫命を祀った。平成19年は鎮座1,200年、宝永山爆発300年で、社殿や参道などを改修整備し、記念祭を行った。富士山への須走口登山道の基点で、江戸時代には富士講の人達で賑わった。33回登頂して大願成就すると言われ、F記念の石碑が建っている。平成25年6月、世界文化遺産に登録された
富士山東口本宮冨士浅間神社案内板
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神門                       本殿
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麻布山三元講講碑群
江戸・麻布の町に栄えた山三元講は、江戸期の享和三年(1803)山口左門が山吉講から分離独立させた富士講である。富士登拝には吉田口(北口)から登り、須走口(東口)へと下山し、須走を定宿とした。神門前の火山岩によって築かれた塚と一対の狛犬は昭和の初頭に山三元講の人々が築造し、奉納したものである。このように近年まで講と当社・須走との関わりは深い。同じ頃、麻布永坂には富士塚が造られ頂上には当社より勧請された浅間社が祀られた。この富士塚は自然の傾斜地を利用して造られ、頂上部は富士山のクロボク(火山岩)によって築かれている、浅間社の周囲には記念碑が次々と移され、また新たに造られた。
この永坂富士講も解体され、昭和62年、大半の記念碑がこの地に移設された。これら講碑群は往時、栄えた講の姿を今につたえている。
*永坂富士講の模型は当社、記念資料館の展示されている。
神門前の狛犬            神門前の狛犬
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境内にはるにれ                  登山899度大願成就の碑
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鎌倉往還:鎌倉往還は、かっては 鎌倉道などと呼ばれ、幕府所在地の鎌倉から放射状に複数のルートが有りました。由来については、現在のところ、源頼朝が鎌倉に幕府を開くに至る源平の合戦にその起源をおくといわれています。鎌倉時代に鎌倉幕府の御家人や坂東の武者たちが、有事の際に「いざ鎌倉」と鎌倉殿の元に馳せ参じた道であり、当時の御家人らが鎌倉と自領との往還に利用した道でもあります。地方に残る様々な遺物から文化や宗教等も急速に伝えられたことが明らかにされています。かつての鎌倉往還は、廃道となっていたり、拡幅されたり付け替えられたものも見受けられ、また枝道も多くあることから正確なルートについては諸説あります。しかし未舗装のまま現在に至り、当地のようにかっての雰囲気を偲ばせる箇所も一部残存しています。
当地の鎌倉往還は、まっすぐに籠坂峠・御坂峠を越え、甲斐源氏の国の中心、石和へ向かうルートをとっています。このように小山町須走は、古くから富士北麓地域と駿東部を結ぶ交通の要衝として利用されていたことがわかります。当時から街道が担ってきた役割は軍用道路としての実質的な目的の他、政治や経済流通としての交易にも用いられた。、
裏門前に                      鎌倉往還はここを通る
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須走温泉入浴天恵15:43帰路につく
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