*

2011.06.05 【神田界隈】

公開日: : 最終更新日:2013/03/20 東ハイ下見

平成23年6月5日(日)神田界隈
JR神田駅北口→今川橋→長崎屋跡→江戸通り→JR総武線新日本橋駅→宝田神社→日比谷線小伝馬町駅→身延別院→大安楽寺→伝馬町牢屋敷跡(時の鐘)→吉田松陰終焉の地碑→岩本町交差点→お玉ヶ池畔石碑→繁栄お玉稲荷→お玉ヶ池種痘所記念碑→神田岩本町→柳森神社(立身出世)→JR秋葉原駅(千代田区ホームページより)

(中央区民文化財) 江戸時代、ここは長崎屋という薬種屋があり、長崎に駐在したオランダ商館長の江戸登城、将軍拝謁の際の定宿になりました。将軍拝謁は諸外国のうち、鎖国政策のため外国貿易を独占していたオランダが、幕府に謝意を表するために献上品を携えて行った行事でした。江戸出府は江戸初期から毎年一回行われましたが、長崎からの随行の人々は、商館長の他、通訳、学者などが賑やかに行列して江戸に来ました。しかし、経費のことなどで、江戸中期からは4年に1回となっています。 商館長に随行したオランダ人の中には、ツンベルクやシーボルトなどの一流の医学者がいたので、蘭学に興味を持つ桂川甫周や平賀源内はじめ日本人の医者、蘭学者が訪問し、長崎以外における外国文化の交流の場として、あるいは、先進的な外国の知識を吸収していた場として有名になりました。 鎖国時における数少ない西洋文明との交流の場として貴重であり、区民史跡に登録されています。


宝田恵比寿神社は、徳川家康江戸入府以前は、宝田村の鎮守でしたが、江戸城拡張により村の転居を命ぜられ、当地へ遷座しました。当地は金銀為替、駅伝、水陸運輸と重要な役割を担い大変賑わいました。また御神体の恵比寿神は、運慶作と伝えられ、徳川家康から下賜されたものです。尚、東京の風物詩である当社恒例のべったら市は、商売繁盛を願う商家にとって欠かせない行事となっている他、日本橋七福神の恵比寿神として崇敬を集めています


牢屋敷牢内は一種の囚人自治制で、牢名主(ろうなぬし)以下の役付がいて新入りをいたぶる。金銀をうまく持ち込まないとひどい目にあう。 牢屋といっても当時は懲役刑はないから、収容されていたのは未決囚、いわば拘置所である。裁判は比較的早く、長くても半年ほどで判決がくだり、重軽さまざまな刑に処せられる

伝馬町牢屋敷跡吉田松陰先生その他、幕末の志士が眠られている。日本橋小伝馬町の十思公園にて撮影。78大安楽寺高野山真言宗の大安楽寺は、明治15年、牢屋敷跡だった当地に誰も住み着かず、大倉喜八郎と安田善次郎が寄進して、創建されました。高野山の準別格本山で、江戸三十三観音霊場の5番札所です。


(時の鐘))江戸時代、この鐘の音が当時の江戸の人々に時を告げていたそうです。


お玉が池跡都営地下鉄新宿線岩本町駅の南、徒歩3分。ビルの谷間にお玉稲荷と呼ばれる小祠があり、このあたりがお玉が池の跡と伝えられている。  お玉が池はもとは桜ヶ池と呼ばれた大きな池だったといわれ、この地に住むお玉という美しい娘が二人の男性からの求愛に悩んだ末、池に身を投げ、その後お玉が池と呼ばれるようになったという伝説が残されている。池は次第に埋め立てられて現在は残っておらず、その位置も定かではない。

お玉稲荷の周辺には、幕末の剣豪千葉周作の道場があったことを記した石碑や、蘭方医伊藤玄朴が設けた「お玉ヶ池種痘所」のレリーフなど記念碑が点在している。
この神社の由来は、室町時代に太田道灌公が江戸城の鬼門除けとしてこの辺りに柳の木をたくさん植えたことからこの名がついて、長禄2年(1458)に江戸の鎮守として祀られたそうです。当時は対岸の外神田の方にあったとか。


境内にはたぬきの像があって、「おたぬき様」と呼ばれているそうです。「たぬき」=「他抜き」とかけて、他に抜きんでるという意味から勝負事や立身出世、金運向上にご利益があるとされています。

 

神田川の下流の眺め

関連記事

2020.11.01【神田川と十三夜】

神田川と十三夜 令和2年11月1日(日)晴 集合:中央線東中野駅西口→中野氷川神社→神田川歌碑→

記事を読む

2015.05.23 【江戸三十三観音巡り3】下見

2015.05.23【江戸三十三観音巡り3】下見 6月21日(日)②江戸三十三観音巡り(3)雨天中

記事を読む

20200112【多摩丘陵小野城址】

多摩丘陵小野城址 令和2年1月12日(晴)木漏れ日の林を歩く 多摩丘陵散策ガイドマップを求めて、

記事を読む

2016.01.31 【大山街道7】下見

大山街道7下見 平成28年1月31日(日) 参加者:平山亨・佐々木純子・佐野俊一郎 前日雪が降

記事を読む

2019.06.15【狭山観音霊場巡り4】下見

狭山観音霊場巡り4下見 令和元年6月15日(日)梅雨の風雨強 気になっていた、観音堂のみの札所を

記事を読む

2019.05.02【館林つつじ祭り】

つつじまつり 令和元年5月2日(木.国民の休日) 国民の休日10日間の休日の一日を利用して、東ハ

記事を読む

2011.07.03 【御岳渓谷に涼を求めて】

平成23年7月3日(日)晴曇り 新宿から1時間20分で行ける多摩川の上流御岳渓谷の渓流に涼を求めに

記事を読む

2016.04.03 【日立製作所 中央研究所の森 武蔵野の自然観察】

日立製作所 中央研究所の森 武蔵野の自然観察(野川の水源を訪ねる) 平成28年4月3日(日)小雨・

記事を読む

2015.09.12 【大山街道No3】 下見

大山街道No3 平成27年9月12日(土) 山行実施日平成27年10月4日(日)小雨決行 リー

記事を読む

2020.07.11【高輪を歩く】

高輪を歩く 令和2年7月11日(土)曇り時折小雨 梅雨の晴れ間に高輪を歩く 朝の熱中症指示  

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

    5人の購読者に加わりましょう
2023.06.23【新橋演舞場】

新橋演舞場 令和5年6月23日(金) 誘われて、新橋演舞場 夜の部

2023.06/18【東京サマーランドのあじさい】

東京サマーランドのあじさい 令和5年6月18日(日) 集 合:京王

2023.06.17【小石川後楽園】

小石川後楽園・菖蒲と睡蓮 令和5年6月17日(土) 梅雨休みを利用

2023.06.12【鎌倉あじさい】

令和5年6月12日(月)小雨 鎌倉の紫陽花 地元の、澤井さん、秋山

2023.03.04【蔵王・スノーシュー】山便り

蔵王・スノーシュー山便り 令和5年3月4日~6日 4日から2泊3日

→もっと見る

PAGE TOP ↑